経歴

高知大学医学部卒業
高知医療センター 消化器内科
高知大学医学部附属病院 第一内科
仙台厚生病院 消化器センター
(内視鏡検査・治療、セカンドオピニオン外来、緩和ケア外来を担当)

資格

日本内科学会 総合内科専門医
日本消化器内視鏡学会 消化器内視鏡専門医
日本消化器病学会 消化器病専門医 日本肝臓学会 肝臓専門医
日本消化管学会 胃腸科専門医
日本ヘリコバクター学会 H.pylori(ピロリ菌)感染症認定医
日本がん治療認定医機構 がん治療認定医
内視鏡下肥満治療(胃内バルーン留置術)トレーニングコース 修了
JMECCインストラクター
※JMECC;Japanese Medical Emergency Care Course(日本内科学会認定内科救急・ICLS講習会)

こんにちは。
仙台消化器・内視鏡内科クリニック 泉中央院の院長の山岡肇です。

胃がんや大腸がんで苦しむひとを限りなく「ゼロ」にしたい。
そんな想いから2018年より、仙台の泉区で開業しました。

医師になってから現在まで、消化管がんの内視鏡治療と救急医療に携わってきました。
早期の胃がんや大腸がん、食道がんについては我々内科医が内視鏡で切除し、根治を目指せる時代になっています。2000年前後から急速に普及した「内視鏡的粘膜下層剥離術」のおかげです。

しかし救急車で病院へ搬送されてきた段階で、がんが全身に広がってしまっている患者さんも今だ多数いらっしゃるのも事実です。
病院ではカーテンを一つ隔てて「がんが治る人」「がんの根治が難しい人」が同室にいらっしゃる。医師として、この状況を何度も見せられることほど辛いことはありませんでした。

「先生と3年前に出会っていれば、僕の人生は違ったものになりましたか?」
緩和ケアを担当した、胃がんの患者さんの言葉でした。返事も出来ず黙って受け止めるしかありませんでした。

では、この2人の患者の差はなんでしょうか?

内視鏡検査を受けるタイミングの違い。
これが最も大きいと考えます。

大腸がんに至る前の、ポリープの段階で切除を行うこと。
胃がんの予防のためにはピロリ菌を除菌し、その後もきちんと内視鏡検査を行うこと。
この2点が非常に大事になります。

また内視鏡検査は今でも「辛い検査」「痛い検査」「苦しい検査」「恥ずかしい検査」というレッテルが張り付いたままです。
内視鏡検査を受けることに消極的になるのも当然です。
当院はこの負のイメージの払拭にも取り組みながら開院して一年足らずで多くの患者さんにご来院いただいています。