仙台消化器・内視鏡内科 はじめのクリニック

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Kaori Shiozuka

理想を語る職場で見つけた
私だけの貢献のかたち

常勤医師塩塚 かおり

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My Workstyle

  • Point 01

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    子育てとの両立で生まれた心のゆとり
    定時で帰れて家族との仲も深まる

  • Point 02

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    女性医師の存在意義を感じられる
    同性患者の受診希望は年々増加

  • Point 03

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    多様な専門性を持つ医師たちとの学び
    充実したカンファレンスを実現

Profile

経歴

  • 2004年3月 山形大学医学部卒業
  • 2004年4月 国立病院機構 仙台医療センター消化器内科
  • 2020年1月 当院入職

Interview

インタビューの様子 インタビューの様子

女性医師を歓迎する
採用ページに驚き

医学部を卒業してから、1つの病院で15年以上勤務し続けた私にとっては、人生初の転職活動でした。34歳で出産し6年間、頑張ってきましたが、心身に疲れが蓄積し、夫の転職や子どもの小学校入学、親にも病気が見つかるなどが重なって「これ以上はもたない」と思った40歳の転機でした。転職サイトで、内視鏡に関われる職場を探していた時、当院の「女性医師募集」という文字を見つけて、とても驚きました。当時、女性を優先的に採用する話を私は聞いたことがなかったためです。

面談で山岡先生が医師キャリアの同期だと分かり、話しやすい先生だと思いました。入職する前なのに長町へ分院を出す計画を明かしてくれ、さらに退勤時間ははっきり決まっていて、有給もしっかり取れ、不満のない給与が提示される。「何か裏があるのではないか」と疑ったほどです。実際に働き始めてみると、提示された条件に偽りはありませんでした。定時で帰り、子どもが体調を崩したら快く休ませてもらえるのは、これまでの職場では考えられないことでした。

インタビューの様子 インタビューの様子

掲げられた理念への共鳴

山岡先生が「胃がんや大腸がんで苦しむ人を限りなくゼロにしたい」という理念を聞いた時、素直に素晴らしいと思いました。かつての同僚にこの話をすると「実現できるわけがない」と馬鹿にされたこともあります。しかし、多くの医師が心の奥では同じように「1人でも多くの命を救いたい」という理想を持っているはずです。それを堂々と口に出し、理想に近づけていく努力は、誰にでもできることではありません。

理想を示し、それに向かってみんなで努力することに意味があると思います。その結果、理念に共鳴した医師が多様な専門性を持ち寄って集まってきました。異なる分野の専門知識があるため、一つの症例について話し合うと、様々な角度からの意見も飛び出します。入職前、ここまで充実したカンファレンスができるとは想像すらできませんでした。他の医療機関での経験を踏まえて若手の先生から教わることも多く、当院全体のレベルアップにもつながっています。私もはじめのクリニックに来てから、大腸カメラは相当に上達しましたので、よく話し合い、実践することの大切さを感じます。

インタビューの様子 インタビューの様子

女性医師でよかったと
初めて実感

正直に言えば、ここに来るまでの医師人生で、女性であることのメリットを感じたことはありませんでした。しかし当院に来て、女性患者さんが「女性医師を指名できること」の安心感を想像した時に、女性医師だからできる貢献があることを知りました。大腸内視鏡検査は、同性の医師を希望される割合が高くなっています。クリニックとしても、女性が検査にあたることをアピールできますし、受診のための心理的ハードルを下げる効果もあります。そして早期発見につながった際には、私も医師として大きなやりがいを感じられます。

今、私を含め女性医師は4名在籍していますが、あと何名か増えてほしいです。毎週木曜日をレディースデーとして設定していますが、もう少し女性医師の人手が増えれば、すべてを女性だけで対応できるようになるのではないかと考えています。普段、3つのクリニックでそれぞれの女性医師の担当を希望する患者さんに応えるために、私たちは別々の場所で勤務することが多いのです。女性の同僚と会う機会が少なくなってしまうのはちょっとだけ寂しいですよね。でも、ここまで女性医師の価値を認めてくれる職場で働けることには本当に感謝しています。

インタビューの様子 インタビューの様子

職場の適度な
にぎやかさが好き

職場の雰囲気も良好です。お互いのコミュニケーションを大切にしようという風土があります。だからスタッフ同士で、家庭のことや趣味の話で盛り上がって、看護師さんに「先生たち、もう少しお静かに!」と注意されてしまうこともあります。こんなにぎやかで、過度に気をつかわなくてよい職場で働くことで、私に心のゆとりが生まれました。バレーボールのクラブチームに入った息子の送迎ができるのも、家で怒る回数が減ったのも、犬を飼おうと決断できたのも、はじめのクリニックの働きやすさの影響なのは間違いありません。

「大病院で上の役職を目指すことがキャリアの正解」という価値観が特に男性医師の間では主流だったかと思います。しかし、昨今は多様な価値観を持った医師が増えているように思います。家族との時間を大切にしながら、医師としても成長できるのは、少なくとも私には理想的です。内視鏡の腕を磨き続けながら、多くの女性が気軽に受診できる環境を守っていきたいですね。

Staff Voice

塩塚先生ってどんな先生?

  • 笑顔がチャーミング、優しくてファンが多い(看護師)

  • 女性患者さんと同僚の女性医師から絶大な信頼を得ている(医師)

  • 話好きで盛り上がりすぎて、たまに注意されています(笑)(看護師)